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ホームページの著作物性を知ろう

ホームページと著作権

ホームページと著作権

 

ホームページは、テキスト、写真、映像などの画像データ、それから、音楽などで構成されています。 この場合、テキストは「言語の著作物」、写真は「写真の著作物」、映像は「映画の著作物」、音楽は「音楽の著作物」となります。また、段落、改行、フォント、テーブル、リンクなどHTMLで記述されたものは「プログラムの著作物」となります。 さらに、ホームページは、テキスト、画像を含めて1つの著作物となり「デジタル著作物」とも呼ばれます。

 

ホームページと著作権

ホームページに深く関わる著作権は、複製権自動公衆送信権送信可能化権であります。 複製権とは、著作物を印刷、写真、複写、録音、録画その他の方法によって目に見える形で再製することができる権利であります。

例えば、音楽CDをテープに録音すること、雑誌などを複写機でコピーすることである。ホームページに関わるものとしては、ホームページをプリントアウトすることが一般的であるが、テキストなどをスキャナーで読み込んだりデジタルカメラで撮影してパソコンに保存すること、それから、インターネット経由で音楽をダウンロードしてハードディスクに保存することも複製となります。

自動公衆送信権とは、有線無線を問わず、公衆からの求めに応じて自動的な送信を行うことができる権利であります。例えば、インターネット経由でコンテンツを配信することである。


送信可能化権とは、著作物をサーバにアップロードし、ユーザーからのアクセスがあり次第、常に自動公衆送信を可能とすることができる権利であります。これは、インターネット配信において、コンテンツを送信するだけでなく、その前の準備行為にまで著作者の権利を保障したものである。例えば、ホームページをサーバにアップロードすることや、サーバに接続すれば自動的に音楽やプログラムなどの著作物がインターネットを経由してダウンロードできる状態にすることであります。

 

ホームページ制作の際の著作権のポイント

1.複製権、送信可能化権

ホームページを制作するにあたり他人の著作物を自分のホームページに取り込むことがあるかと思います。その際、テキスト文書や写真などをパソコンのハードディスクやCD-Rなどに複製する必要があるため、複製の許諾を得なければなりません。


本来、個人で使用するため複製する場合は、「私的使用のための複製」であるため、自由に行うことが可能です。しかし、ホームページとなると国境を越えて情報が発信され不特定多数の者からのアクセスが可能となることから、私的使用とは言えなくなるため複製権の処理が必要となります。 また、ホームページをサーバにアップロードすることは送信可能化となるため、自動公衆送信の許諾を得なければなりません。

 

2.引用

引用とは、紹介、参照、論評その他の目的でホームページ上に他人の著作物の一部を取り込むことであります。これは、著作者の許諾なしに行うことができます。ただし、他人の著作物にカギカッコを付けるなどして自分の著作物と他人の著作物とを明確に区別できるようにすること、自分の著作物が主で、引用する他人の著作物が従の関係にあること、それから、引用する著作物の出所を明示することの要件を守らなければなりません。

 

リンクと著作権

ホームページを開設すると、自分のホームページのリンク集などに他人のホームページをリンクしたり、他人のホームページに自分のホームページをリンクしてもらうことが多いかと思います。


リンクとは、ホームページを別のホームページに結び付けてクリックするだけで目的とするホームページにジャンプできるようにすることを言います。 このリンク行為は、著作権法上の問題は発生しないため自由に行うことができます。ただし、他人のホームページ上の情報を自分のホームページのフレームの中に取り込んでしまった場合は、複製権侵害となるので、リンクを貼る際は注意が必要となります。